《佐藤流》美文字講座1

昨年10月、本ブログでの私こと佐藤大樹の自己紹介に際し、10歳から今日に至るまで「書」に携わっていることを書かせていただきました。

とてもありがたいことに多くの方々が「書」について関心をお寄せくださり、わざわざご連絡をくださいました。感謝の気持ちとともに、これから月初の配信回では浅学ながら「書」について書かせていただこうと思います。

 

初回のきょうは、最近よく聞く「美文字」という言葉について触れたいと思います。

「美文字」読んで字のごとく「美しい文字」というわけですが、「美しい・きれい」な文字と「醜い・汚い」文字、どちらの文字を書きたいと聞かれれば、答えは自明のことだと思います。

じつは”美”を求める気持ちは人間の本能であり、とくに長きにわたり東洋文化に育まれてきた日本人は、誰もが「文字をきれいに書きたい」と願っています。私も10歳の時にお習字に通い始めたきっかけは、自分の汚い文字を何とかしたい!と強く望んだことからでした。

 

このIT時代、文字を手で書く機会が激減しても、なお書店には字をきれいに書くためのハウツー本が並び、バラエティ番組などでも芸能人が筆を使って書く”筆文字”には多くの人々が関心を寄せています。

まさに、人々がいまなお美しい手書き文字に憧れ、美しく書くための知識と技能を求めている証ではないかと思います

 

しかし、いろいろと手を尽くしても容易に字が上達しないことは誰もが体験しています。

私にもお習字を習いはじめて自分が納得いく文字を書けるようになるまで、かなり苦労した思い出があります。

その大きな原因は”そもそも字を美しくきれいに書く技能習得の方法を知らない”ことにあると私は考えています。

 

そこで、書道8段のさらに向こう側にたどり着いた私、佐藤大樹が、誰もが効率よく上達できる画期的な手書きメソッドをこれから紹介していければと思います。

 

さて、まずウン十年前に時間を戻して頂き、小中学校の書写の時間を思い出してみてください。

書写の時間といえば、横にお手本を置いてそっくりに真似したり、なぞって形を覚えたりする学習をされたことと思います。

何回書いてもお手本通りには書けなかったなあ、という方が多いのではないでしょうか。

筆の扱い方がなってないという観点もありますが、ここでは一旦置いておきます。

 

じつは、その学習方法は脳の思考回路を経ていないので、たとえ習った字がうまく書けたとしても他の字にはそう簡単に生かせません。
だから普段書く文字がいつまで経っても上達していかないのです。

 

では、どうすればいいのか?

要はきれいな文字のメソッドを系統的におさえ、他の文字にも応用できるようにすればいいということです。

また美しく書かれた手本の字は、専門家が長年にわたって仕上げてきた結果であり、美の秘訣が凝縮・満載されています。

ですから初心者は断片的にポイント解説を見ただけではそれを咀嚼できず、全容が見えないまま似ても似つかない字を書くことになるのです。

 

一言に「美文字」といえどそこに至るまでには段階がありますので、ステップを踏まえ徐々に階段を上っていく必要があります。

まずは、活字から文字の大まかな形を捉えることから始めていくのがオススメです。

次の美文字の回では、私が動画で実際に文字を書きながら、美文字のコツをお伝えできればと思います。

お楽しみに!

Follow me!