月刊 高倉

わんぱくプロヂューサーの快適創造奮闘記

2025.07.14

『月刊高倉』2025年7月号

業務分析定例会にぞくぞくとオファーをいただいています

先月の『月刊高倉』6月号でお知らせしましたように、サステナブルサインのレガーロでは現在、企業様と月に一度の業務分析定例会を開催しております。
メルマガ発行以来、企業様方からさらにありがたいオファーをいただきました。

開催中の企業様は、当初2社様でしたが、いま5社様にまで増え、検討いただいている企業様を加えると8社様、あるいは10社様にまで上ることになります。
「店舗ドック」を発表していまだ半年ですが、このスピード感は私どもの予想を超えています。

業務分析定例会は、「店舗ドック」をご採用いただくかどうかによらず、お客様である各企業様方がいま抱えておられるお困りごとを詳しくお聞きし、解決の糸口を見出すためのものです。店舗のお困りごとは多岐にわたり、多種多様です。
それぞれに専門知識を必要とする課題が、店舗担当者の方々の肩にのしかかっているのが現状。

「看板ドック」をご採用いただいたお客様方から「看板の悩みはこれで解決したけれど、まだまだこんな問題があるんだよ」というお声を多く伺いました。
それなら「看板ドック」を店舗全体に拡大しよう、と思い立ったのが「店舗ドック」開発のきっかけです。

お客様のほうからも、「看板だけではなく店舗まるごと頼むよ」とおっしゃっていただいたこともありました。
「看板も店舗の一部分なのだから『看板ドック』の測定方法やデータ分析を店舗全体に広げることは難しくないだろう」
という目論見は、半ば正しく、半ば楽観的だったようです。

店舗の抱えている問題はそれほど複雑でした。
それらを、店舗の営業にとってもっとも大切な三つの分野、屋根、配管、電気設備に整理しました。
各所において、故障や不具合があってから保全をするこれまでの「事後保全」を、天気予報のようなタイミングと精度をもって行う「予報・予兆保全」へと切り替え、店舗の健康寿命を延ばすことが「店舗ドック」の役割です。

「店舗ドック」のリリース早々、多くのお客様方にご興味を持っていただけたことが、私たちサステナブルサインのレガーロのなによりの喜びでした。
とはいえ、大きな企業の方々であり、「店舗ドック」をご採用いただくまでには、いくつかの段階やいくらかの時間を必要とされることでしょう。

それらの点を踏まえて、サステナブルサインのレガーロでは、ご採用いかんに関わらず、お困りごとを伺うための業務分析定例会を開催することを決めました。
月に一度お会いすることで、私たちについてもよく知っていただけることと思います。さらにはプロフェッショナルとして信頼するに足る点を見つけてくださるようでしたら、幸甚です。

おかげさまで業務分析定例会にはオファーをぞくぞくといただき、10社様までお申し込みいただくとなると、当然ながら、サステナブルサインのレガーロとしては一か月に10回の業務分析定例会を開催することになります。
営業日で計算すると二日に1回、一日置きです。

具体的にどのように進めるか、しっかりと対策を立てなくてはなりません。
システムを考えたり、人を増やしたりする必要があるでしょう。
さらには20社様にまで上った場合についても考えています。

このスピード感は、すでに「店舗ドック」の開発中からありました。
思えば10年より前は、看板というモノづくり屋だったサステナブルサインのレガーロです。
それが2015年に「看板で悲しむ人、苦しむ人をゼロにする」というミッションを授かって、「看板ドック」を開発するに至りました。
当初は、誰からも「できるわけがない」といわれた事業をやりきったのです。

結果として、モノづくり屋が測定屋に変身していました。
ミッションを一途に追求していったら、そうなっていました。
お客様はもちろんのこと、社員たちも驚いたようでした。
看板屋に入社したら、測定屋になっていた、と。
測定屋になってから入社した社員はモノづくり屋だった時代を知らないという事態も起こりました。
すべてはミッションの遂行ゆえです。

「看板ドック」をやりきったサステナブルサインのレガーロに、お客様が求めてくださったのが「店舗ドック」でした。
「看板ドック」ができたのだから「店舗ドック」だってできるはず。
お客様の言葉には、そんなメッセージが込められていたと思います。

お客様に期待していただけるのは、信頼していただけている証拠です。
期待と信頼のエネルギーに後押しされてのこのスピード感なのです。

私はこのメルマガやブログ、SNSなどを通じて、サステナブルサインのレガーロと「看板ドック」「店舗ドック」について発信してきました。
いいね!やレスポンスを期待していないといったら嘘になります。
はたして発信はみなさまに届いているのだろうか、と思うこともありました。

しかし、見ていてくださる方は、黙って見ていてくださいました。
いざお話しすると、こちらが驚くほどに細かいところまで知っていてくださいます。
ですから、一からご説明しなくても、「みなまでいうな」といわんばかりに、二歩も三歩も先のお言葉をいただくのです。
ほんとうに感謝しかありません。
ありがとうございます。

業務分析定例会につきまして、お問い合わせやお声掛け、どうぞお気軽にお寄せください。
サステナブルサインのレガーロ、万全の体制を敷いて、お待ちしております。