月刊 高倉

わんぱくプロヂューサーの快適創造奮闘記

2025.02.10

『月刊高倉』2025年2月号

サステナブルサインのレガーロはノンコアのBPO事業に専心します

サステナブルサインのレガーロは「拡大」をテーマに2025年スタートダッシュしています。
「看板ドック」は発売以来おかげさまでたくさんのお客様からご支持をいただき、採用してくださる会社様がどんどん増えてきました。

その勢いはまだまだ衰えることを知りませんが、ここで大きな「拡大」に向けてギアを入れます。

こちらのメルマガでも昨年からご案内している「店舗ドック」がそのギアです。
店舗のメインテナンスは、運営する企業にとってはコアではない仕事です。
外食産業も製造業も、製品を作ることと売ることがコア。
店舗の設備の不調に対応したり、未然に防ぐために手入れをしたり、各所の検査をしたりすることは、コアつまり本業ではありません。

メインテナンスにかかる日々の労力や人的リソース、投資額は相当のものです。
本業ではないものにエネルギーを割くことが、企業にとってどれほど負担になるものか、私たちはお客様方に教えていただきました。

だからこそ「看板ドック」を発展させて、「看板リペア」「看板ラクスル」「看板パワフル」「看板アピールネス診断」と次々に新しいサービスを生み出していったのです。
そして「業務代行のできる看板屋」としてお客様方に覚えていただけるようになりました。

そんなある日、あるお客様からいただいたのが
「高倉さん、看板だけじゃなく、店舗全体をやってもらえないか」
のひとことでした。

看板はいわば外からお客さんを呼び込むためのアイキャッチャー。
擬人化するならあのフライドチキン店の前に立っているおじさんのようなものです。
とても大事な存在ではありますが、お店の本体は店舗そのもの。
看板だけでもメインテナンスや申請業務にこれほどのエネルギーが必要ならば、店舗全体となったら、いったいどれほど大変なのか。
想像するに余りあります。

サステナブルサインのレガーロは「看板で悲しむ人や苦しむ人をゼロにする」をミッションとして実現を目指してきましたが、看板で苦しんでいるお客様方は、看板を含む店舗全体で苦しんでいたのです。
店舗で苦しむ人をゼロにしなければ、看板で苦しむ人をゼロにすることもできない、ということです。
これはミッションを上書きするほかはない、と気づきました。

そうして生まれた新しく大きなミッションが「店舗の健康寿命を延ばす」です。
看板の健康寿命を延ばすことに成功してきた「看板ドック」を、店舗全体に拡大するとしたら、名称は当然のごとく「店舗ドック」。
「店舗ドック」を本格スタートさせるなら「業務代行のできる看板屋」のキャッチフレーズも拡大させなければなりません。

いまはまだ検討中なのですが、意味としては「ノンコアのBPO事業に専心する会社」ということになるでしょう。
お客様はもうメインテナンス事業部を作ることも、人を割く必要もありません。
店舗のメインテナンスをすべて代行で請け負います。
なにもかもサステナブルサインのレガーロにお任せください。

ご存じの通り、BPOは「ビジネス・プロセス・アウトソーシング」の略です。
企業活動における業務プロセスの一部について、業務の企画・設計から実施までを一括して専門業者に外部委託することをいいます。
たとえば人事や総務、経理、情報システム、流通、コールセンター、ヘルプデスクなど、さまざまな業務を請け負う専門の会社があります。

サステナブルサインのレガーロがこれから「店舗ドック」を中心に据えて構築しようとしているのは、お客様企業のメインテナンス事業部をまるごとお預かりする体制です。
あと半年ほどで完成させる予定です。
現在お客様の会社では、たとえば年間10億円予算のメインテナンス事業に、一人の担当者が24時間体制で対応しているような状況です。
文字通りの激務ですし、プレッシャーは大変なものでしょう。

その上、多くはいまだ発生ベースのメインテナンスが行われています。
10億円の予算だったものが、アクシデンタルに費用が掛かり、20億円 になってしまうようなこともあると聞きます。
上場企業としては大きなストレス要因です。

サステナブルサインのレガーロにメインテナンス事業をすべてお任せいただければ、まず、「店舗ドック」による予兆メインテナンスの実施で予算が平準化します。
お客様はメインテナンスの重責から解放されて、店舗用地を探したり、新メニューを開発するなどの、コアな業務に集中できるようになります。

お客様がノンコアな業務を完全に手放せるように、サステナブルサインのレガーロ自身は
メインテナンス事業をコア中のコアな業務として代行します。

まだ看板制作だけを業務としていた時代にも、お客様に「任せて安心なレガーロ」と思っていただけるよう努力していました。
あの頃から約10年の時を経て、「店舗のメインテナンス全部を任せて安心なさってください」といえる会社にまで成長できました。
お客様のご愛顧、ご指導、ご鞭撻に改めて心より感謝申し上げるとともに、「店舗ドック」のリリースをどうぞ楽しみにお待ちくださるようお願いいたします。