『月刊高倉』2024年7月号
「看板ドック」には専用保険がついています
月に一度お送りしている『月刊高倉』も7月号となり2024年を折り返しました。
東京は早くも真夏日が続いています。
お客様方にはどうぞお体を大切にお過ごしください。
サステナブルサインのレガーロにとっては、第26期の仕上げに向かう3か月のスパートの始まり。
気を引き締めて、日々精進してまいります。
先日外食産業の大手企業の店舗開発担当者であるお客様とお話ししていたときのことです。
「看板ドック」について、この検査方法は素晴らしいよね、とお褒めいただきました。
「非破壊検査機っていう機械を使って目視とはまったく違う検査をして、診断結果はカルテで報告してくれるのは凄いよね」
「ありがとうございます」
「これから上のほうにまで浸透させるからしばらく待ってね」
手応えのあるありがたいお言葉に続けて、そのお客様はこうおっしゃいました。
「このポールサインが大丈夫かどうか、最後に責任を取れる人がいないんだよね。
看板屋さんは無理だし、店舗側でも取れないし、じゃあ俺なのか、それとも部長が取るのか…
誰も責任が取れないから、もう立て替えちゃおうかって話になるんだよ」
私はお答えしました。
「いえ、うちには保険がありますよ」
「え、なにそれ」
「『看板ドック』には点検と診断のミスについての保険がついているんです」
「ほんとなの?」
ほんとうです。
「看板ドック」には専用保険がついています。
資料にも載せていますが、気づかれていないお客様がいらっしゃるようなので、今回しっかりお伝えしたいと思います。
「看板ドック」には私たちサステナブルサインのレガーロが、産学協同で作った看板に特化した安全基準があります。
非破壊検査機によって得られたデータを解析し、この安全基準に照らして、今後3年間の看板の安全性を診断します。
診断結果は○と△と×の3段階になっています。
○は予防保全段階 次回点検まで経過観察
△は早期処置段階 次回点検まで対処を推奨
×は緊急処置段階 早期対処を推奨
万が一、この点検と診断になんらかのミスがあり、検査後3年以内に不具合が生じた場合は、サステナブルサインのレガーロが無料でリカバーをいたします。
保険内容としては年間予算5,000万円までの保障となります。
損保ジャパンが「看板ドック」のために作成してくれた「看板ドック」専用保険です。
看板の検査点検に専用保険をつけているのはサステナブルサインのレガーロが業界唯一。
こんなことができる会社は他にありません。
損保ジャパンという会社は業界大手です。
もちろん保険屋さんも商売ですから、保険料をいただくのはうれしいけれども、この保険を作ったとして、万が一のことがあって保障をすることになる確率はどれくらいあるのか、を第一に考えます。
自分たちが損をするような保険を作るわけにはいきませんから、事故率を計算して、厳しく監査します。
お客様によっては、うちの会社の規模では、対人でなにかあったようなときには5,000万円では足りない、と思われるかも知れません。
ただ、「看板ドック」は大手保険会社が監査して、商売になると踏んだ商品なのだということをご理解いただけたらと思います。
おかげさまでこの「看板ドック」専用保険をつけてから3年間、まだ一度も事故はありません。
じつはこの専用保険は「看板ドック」発売後、お客様からいただいた言葉から思い立ったものです。
「○とか×とかいわれても保証がなければ稟議にのせられないよ」
というひとことでした。
○△×という診断への保証。
それが「看板ドック」専用保険です。
サステナブルサインのレガーロがお客様に示す責任でもあります。
悪戦苦闘しながらなんとか作り上げた専用保険によって「看板ドック」という商品が完成しました。
これは内輪話になりますが、おかげさまで「看板ドック」の受注物件がどんどん増えている現在、プラスの苦しみがやってきています。
受注すればするほど保険会社に納める保険料が上がっていくのです。
サステナブルサインのレガーロとしては、受注数が増えても事故が起きないことで事故率は下がっていくではないかと。
100件点検して事故が出なかった確率と、1000件点検して事故が出なかった確率とでは、一桁違うのではないでしょうか。
それなのに保険料が上がるというのは解せないので、保険会社とは今後話しあっていくつもりです。
あるお客様が、看板の安全性についてメーカーに聞いたところ、点検を毎年やりましょう、という返事だったそうです。
そして、問題が少しでもあったら撤去しましょう、といわれたと。
毎年の検査で疑わしきは×、即撤去、ということになるのは納得できない、とお客様はおっしゃいます。
突き詰めたら、毎年撤去することになるではないかと。
そんなストレスがたまってきているところで「看板ドック」を知っていただくと、お客様の表情が和らぎます。
はっきりしないものがはっきりするサステナブルサインのレガーロの「看板ドック」。
なおかつ点検と診断ミスには専用保険がついています。
お客様のかゆいところに手が届く「看板ドック」です。
どうぞ、お気軽にお声掛けください。
さっそくに伺って、詳しいご説明をさせていただきます。