『月刊高倉』2024年1月号
株式会社レガーロ「看板ドック」が「革新ビジネスアワード2023大賞」を受賞しました!!
2024年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
本年もサステナブルサインのレガーロと高倉博とをよろしくお願いいたします。
新年最初の『月刊高倉』はうれしいご報告から始めさせていただきます。
株式会社レガーロ「看板ドック」が「革新ビジネスアワード2023大賞」を受賞いたしました。
これもひとえに、お客様各位のご愛顧と諸先輩のご指導ご鞭撻のおかげと心より感謝しております。
ありがとうございます。
同賞は、BtoBビジネスメディアのイノベーションズアイが主催するもので、革新ビジネスを行う企業が2023年は1万社以上エントリー、株式会社レガーロを含む優秀6社がさる11月29日に秋葉原UDXにおいてプレゼンテーションを行い、最終審査を受けました。株式会社レガーロからは私が出場、「看板ドック」について7分間のプレゼンテーションをしました。
会場には審査員をはじめとして40人ほどがいて、私はトップバッターでした。
昨秋にもまた起こってしまった看板の倒壊事故について触れ、「点検をしているのに看板が倒れる」という社会的課題を解決するために開発した「看板ドック」であることからお話ししました。
看板の点検を従来の目視から非破壊検査機を用いた電子の目による点検に変え、データを独自の方法で解析し、独自の安全基準に照らした上で、数値をもってわかりやすくカルテとして報告すること、補修延命の施工によってコストダウンを実現すること、看板専用の保険をつけてトータルに安全安心を保証していること。
「看板ドック」の全容をご説明し「看板で悲しむ人や苦しむ人をゼロにする」という当社の大義名分もお話ししました。
審査員の方々は「看板ドック」の革新性をよくご理解くださったのだと思います。
そして株式会社レガーロが大きな問題に果敢に取り組み、課題解決を実現化したことを評価してくださり、大賞受賞となりました。
他社のプレゼンテーションを見ると、革新的なビジネスを大きなスケールで展開することは難しいものなのだと感じました。
このビジネスのこの部分を新しくしました、DX化しました、というような小さな枠内での革新に留まりがちな印象があったのです。
「看板ドック」を発想したときも、そこから開発に着手して苦心を重ねていたときも、私は「大きなことをやってやろう」と思っていたわけではありません。
「看板業界を安全第一の業界にする」という志にもとづいて、自分にできることを精一杯やっていたつもりでした。
しかし、こうして商品化し、たくさんのお客様にご用命をいただき、さらに公の場に出るようになって、自分たちが作り上げたものの大きさを痛感しています。
「看板ドック」の開発時からお世話になった方々、協力してくださった企業や個人の方々、獅子奮迅の働きで支えてくれた社員たちに、この受賞を機に、改めて感謝したいと思います。
また「革新ビジネスアワード2023」を主催されたイノベーションズアイ様、協賛された西武信用金庫様、アイザワ証券様にも感謝いたします。
「拡大」をテーマに第26期を爆進するサステナブルサインのレガーロに、大きな励ましとなる賞をありがとうございます。
ここからはちょっと裏話を。
この賞にエントリーしたことも、最終審査の6社に残ったことも、一人の社員の他には誰にもいっていませんでした。
私としては、半分くらいは「大賞を狙えるのではないか」と思っていて、当日は受賞前提のしっかりした服装で臨みました。
プレゼンター6人で集まってくじを引いたら私が一番め。
トップバッターは不利だといわれたのですが、残りの5人を聞いて自分としては「勝てたのではないか」の手応えを感じました。
そして結果発表。
「よしっ」の一言でした。
会社に帰ってガッツポーズで報告したら、社員はきょとんとしていました。
「なんの大賞ですか」
「エントリーなんかしてたんですか」
「そういうことは前からいっておいてくださいよ」
彼らがくちぐちにいうのを聞いて、じわじわとうれしさが込み上げてきました。
「革新ビジネスアワード」は2023年で13回め。
2022年の大賞受賞者も2021年の受賞者も、その後会社を大きく伸ばしていかれたそうです。
サステナブルサインのレガーロも先輩方に続きたいと思います。
受賞後には看板の業界紙「総合報道」の取材を受けました。
年末には主催のイノベーションズアイさんから大賞インタビューにもきていただきました。
こうしてたくさんの方々に知っていただくことはほんとうに光栄であり、サステナブルサインのレガーロにとって願ってもないことです。
「看板ドック」を採用していただいている企業様は現在7社です。
さらに6社の企業様が採用を検討してくださっています。
おかげさまでここ一二年で一気に増えてきたところに受賞の追い風をいただいて、
「『看板ドック』ってうちもやらなくてはいけないよね」
「『看板ドック』って賞をもらったっていうけれど、うちも話を聞かせて」
というお声があちこちから聞けることと、大いに期待しております。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
*イノベーションズアイのホームページで「革新ビジネスアワード2023大賞」を掲げる高倉の写真と詳しい記事をご覧ください。
https://www.innovations-i.com/award/
https://www.innovations-i.com/award/2023/