『月刊高倉』2023年11月号
『月刊高倉』2023年11月号 「看板ドック」拡大します
サステナブルサインのレガーロ、おかげさまで第26期を迎えて丸一か月が経ちました。
今期も引き続き主力中の主力商品としてど真ん中に据えている「看板ドック」が、日を追
うごとに順調に伸びています。
これまでに「看板ドック」採用してくださっている企業様が7社ございますが、現在4社の
お客様方と契約に向けて商談を進めさせていただいております。
発売7年で契約企業様が10社を超えるところが見えてきたのは、じつにありがたいことで
す。
お客様方のご愛顧と先輩方のご指導ご鞭撻に改めて心より感謝申し上げます。
サステナブルサインのレガーロの社内的に見てみますと「看板ドック」のQPSすなわち、
クオリティ(品質)・プライス(価格)・スケジュール(納期)がやっと、ほんとうにや
っと整ったのがこの夏のことでした。
価格を下げるために品質は下げられず、といって品質がよいのだからと価格を上げてはお
客様のご希望にかないません。
また品質を守るためには時間はどうしても必要で、人手の問題もあって納期を短くするこ
とがとても難しかったのです。
ともすればお互いを邪魔してしまいがちなQPSをいっぺんに満たすことは、サステナブル
サインのレガーロと「看板ドック」にとって最大の試練でした。
段階的に中途採用をして社内の人員を増やし、協力会社、技術者や職人のみなさんの力を
借り、ある会社様にご紹介いただいたご縁から補修延命の新素材や工法を取り入れるなど
して、一つずつ課題を解決。
一文で書いてしまうとすらすら進んだようですが、実際には試行錯誤の日々が続き、社員
たちも限界を何度も超えてがんばってくれました。
そして最後に残った「納期」をついにクリアしたのが2023年8月のことだったというわけ
です。
私にとっても、サステナブルサインのレガーロとしての再創業以来の達成感を得て、もっ
ともうれしい夏になりました。
さらに「看板ドック」の必要性と重要性をお客様方に認めていただけていることがなによ
りの喜びです。
「お客様満足度」がこれほど高い商品を持てていることは、サステナブルサインのレガー
ロのいちばんの誇りになっています。
「看板ドック」の発想からの年月には無駄な日も無駄な時間もまったくありませんでした
。
すべてがいまに繋がっていることを感じます。
お客様の困りごと解決のためにもこれからも「看板ドック」を積極的にお薦めしていきた
いと思っています。
これからお客様のアポイントをいただいて参りますので、その節にはどうぞよろしくお願
いいたします。
改めて考えますと「安全と安心とコストダウン」を一度に実現できる商品は「看板ドック
」のほかにいまの世の中にはありません。
SDGs にも貢献できる商品になっておりますし、とんでもないものを授かったな、という
思いが時間がたつごとに増していきます。
おかげさまで、この9月からサステナブルサインのレガーロを公の会社とするための準備
として投資家の方々とお会いしています。
その際にどの方からも
「すごいものを見つけたね」
「ライバルがぜんぜんいないよね」
「しかもニーズがあるから世界もいけるよね」
と高評価をいただき、とても光栄です。
これまで看板の業界や建築や標識などの近い業界の方々からお褒めいただき、職人的にが
んばってきてよかったと感じてきましたが、投資家の方々はまったく違う角度からご覧に
なり、またよく調べてもくださった上でサステナブルサインのレガーロと「看板ドック」
を評価してくださっています。
外からの視線でお褒めの言葉をいただくことが、自分たちにとってこの上ないプラスにな
ることを初めて経験させていただいています。
身近な人は身近な人で、私が投資のお願いの話をするや否や「いくらいくら?」といわゆ
る食い気味に聞いてくださり、命の次に大事なお金をサステナブルサインのレガーロに預
けてくださっています。
「俺にも夢を買わせてくれ」という台詞がかっこよくありがたく響きます。
これからは世の中のためにも、投資してくれた方々のためにも「看板ドック」の拡大に一
意専心していきます。サステナブルサインのレガーロ第26期のテーマもまさに「拡大」と決めています。
「風林火山」にたとえるならば「火」の時期に入ったといえるでしょう。
油断なく速やかに、またどこまでも拡大していきたいと思います。
おりしも、かつてサステナブルサインのレガーロにいて一度辞めた社員が7年ぶりに帰っ
てきました。
成長ぶりに期待をしていますが、期待しすぎることのないように、また本人もがんばりす
ぎることのないように、お互い気をつけながらのんびりやっていこうと話しあっています
。
彼との間で私自身の7年間の成長も試されているようです。
会社を支えるのはなにより「人」。
社員やスタッフとの信頼関係が、サステナブルサインのレガーロの拡大のいちばんの推進
力となるでしょう。
改めまして、今後ともサステナブルサインのレガーロと「看板ドック」をよろしく
お願い申し上げます。