月刊 高倉

わんぱくプロヂューサーの快適創造奮闘記

2023.09.19

『月刊高倉』2023年9月号

『月刊高倉』2023年9月号

新サービス「アピールネス診断」始動します

 

 

 

サステナブルサインのレガーロの「看板ドック」はおかげさまで、この夏、一つの企業様から数十件という大きなご発注をいただき、無事に納品させていただきました。

「看板ドック」の発想から着手、完成、発売、展開と、現在までに8年の歳月が流れています。

これまでに品質と価格をクリアし、最後の課題であった納期を今回の納品で完遂できました。

これもひとえに、ご愛顧いただいているお客様方のおかげと、心より感謝しております。

そして、サステナブルサインのレガーロの次のステップとして新サービス「アピールネス診断」を始動いたします

私たちは「看板ドック」で安全の見える化をし、「看板リペア」で補修延命による大幅なコストダウンを可能にしました。

「看板で悲しむ人や苦しむ人をゼロにする」というミッションを果たすための第一段階が固まったと考えています。

しかしまだ届いていない部分がありました。

それを教えてくれたのが、私自身の7年前のFacebookへの投稿でした。

少し前にタイムラインに上がってきたのですが、私はそのとき

「『看板ドック』は看板の安全の確認と効果測定だ」

という意味のことを書いていたのです。

看板はそもそも、店舗の位置と名前、商品やサービス内容を伝えるために立てるもの。

その効果を測定することはサステナブルサインのレガーロのミッションの実現には必須だと気づきました。

私は7年前の「看板ドック」制作中にそのことを自ら指摘していたではないかと。

看板は目立ったほうがいい、のはたしかですが、だからといって大きい看板を何本も立てることは効果的でしょうか。

情報をできるだけ盛り込みたいからと、看板にあれこれ書き込んでしまうこともしかりです。

配色やデザインも目立つことだけ考えるとどぎついものになってしまうかも知れません。

看板はないよりあったほうがいいだろう。

小さいより大きいほうがいいだろう。

少ないより多いほうがいいだろう。

ぼんやり目立たないよりはっきり目立つほうがいいだろう。

これらすべてもっともなのですが、じっさい立てる際には一つ一つに「効果測定」というプロセスが必要です。

企業様においては、看板を立てることも稟議の対象です。

看板の安全についてのことならば、トップの方々も「看板ドック」のカルテにご納得いただけることでしょう。

ただ、新しく立てる看板については、トップの方々にも一家言あります。

稟議に上がってきた看板の案について、もっと大きくしなさい、こっちにもつけなさい、もっと書き込みなさい、色やデザインも変えなさい、と指示が入り、一からやり直しになることもあるでしょう。

担当の方々のお悩みどころです。

コストダウンが大前提なのに、これではいくらコストアップになってしまうだろうか、と頭を抱えることになりかねません。

看板の安全性と同じように、看板の効果も数字で示せたら、トップの方々にもご納得いただけ、このお悩みは解決するのではないでしょうか。

サステナブルサインのレガーロの新サービス「アピールネス診断」は、看板の効果を、

「視認性」

「可読性」

「判読性」

という三つの柱で測定し、数字でご報告します。

「視認性」とは、その看板が見えるかどうか、

「可読性」は、看板が読めるかどうか、

「判読性」は、看板の意味するところが理解できるかどうか、です。

この三つの判断基準は、鉄道の標識の世界では当たり前のことになっています。

私たちが大きなターミナル駅で迷うことなく、乗りたい電車に乗れるのも、出たい改札口から出られるのも、「視認性」「可読性」「判読性」の基準を満たした標識に導かれるからです。

店舗の看板も変わりません。

道を歩く人や車で通行する人たちの目に見え、書かれていることが読め、意味が理解されることによってのみ、店舗に誘導することができます。

サステナブルサインのレガーロの「アピールネス診断」は、お客様の看板の効果を「視認性」「可読性」「判読性」に三つの側面から測定し、数字でご報告します。

看板を立てることに掛ける予算を考えたときに、看板の効果がおもわしくなければ、相対的にコストは高くなります。

反対に看板の効果が上がれば、相対的にコストダウンしたことになるのです。

「アピールネス診断」は「看板ドック」や「看板リペア」と同じく、お客様に看板のコストダウンをご提供するサービスになっています。

日本は島国で、漢字やひらがなカタカナが、全国どこでも通じます。

看板においても、私たちは無意識に「書けば読む」「読めばわかる」と思っているのでしょう。

海外にいけば、多民族多言語の環境で、看板をいかに見せるか読ませるか理解させるかに工夫をしていることがわかります。

文字を極力排し、配色で目を引き、ロゴマークやデザインでわからせる。

不要なものがとことん削ぎ落とされたさまには潔ささえ感じます。

コロナ禍が収束に向かい、インバウンドが戻ってきているいま、日本の看板も変革のときを迎えています。

サステナブルサインのレガーロの新サービスを「アピールネス診断」を活用されて、担当される看板の効果を最大まで引き上げていただければ幸いです。

ご質問、お声がけをお待ちしております。