月刊 高倉

わんぱくプロヂューサーの快適創造奮闘記

2022.07.03

『月刊高倉』2022年7月号

安全安心快適な街づくりを推進する【サステナブルサインのレガーロ】
お客様の新たなお困りごとを解決する新サービスを開始します

2022年の夏が始まりました。
まずいちばんにお知らせしたいことがあります。
株式会社レガーロではこのたび、社名に冠する言葉を新しくいたしました。
「快適創造企業レガーロ」改め「サステナブルサインのレガーロ」です。

「サステナブル」とは「持続可能な」という意味ですが、レガーロではこれまでの「快適創造」という意志を活かしながら、より具体的に「安全安心な街づくり」の意味を込めました。
そして、ご提供するすべての商品、サービス、部材、店舗を総称して「サイン」とし、二つの言葉を結んで「サステナブルサイン」という新しい冠をつくりました。

これより「サステナブルサインのレガーロ」としてなお一層の精進を重ねて参ります
今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。

さて、かねてより各会社様においては、

新業態
新商品
新エリア

この3つへの進出が始まっています。
新たな挑戦のなかで、お困りごとも新しく生まれているのが、お客様との会話から感じられます。

これまでと違った業態、これまでに売ったことのない商品、これまで出店したことのないエリア。
これで、ここで、集客し、売り上げと利益を上げていくにはどうしたらよいか。
初めてづくしのとまどいとお困りごとを、サステナブルサインのレガーロは、私たちならではのノウハウで解決に導きます。

題して「アピールネス診断」。

看板の訴求効果を

1.      訴求指数
2.      誘導指数

という二つの指数で算出し、最大限に上げるお手伝いをいたします

話はここで江戸時代に飛びます。
日本最初のプロモーションといわれる「土用丑の日」の鰻。
仕掛けたのは蘭学者で発明家の平賀源内とされています。
知人の鰻屋に頼まれた源内が「本日土用丑の日」とキャッチコピーを考えて店先に張り出したことから店が大繁盛したという説があるのだそうです。

もしも説の通りなら、それまでとくに夏に限られたものではなかった鰻を、源内のたった一本のキャッチコピーが土用丑の日の是非物に変え、その訴求効果が200年も続いているのですから、たいしたものです。

この歴史的プロモーションをサステナブルサインのレガーロ流に読みとくならば、「本日土用丑の日」の貼り紙や幟は、鰻の焼ける白い煙と香ばしい匂い、外の暑さ、などの体感を呼び起こし、見る人に訴求します。
そして同時に、ここで鰻が食べられる、この値段でボリュームはどのくらい、といった誘導もなされているのです。

もっとダイナミックかつ、まるでプロモーションしてないかのようにナチュラルな例もあります。
それは浅草の浅草寺です。
入り口はあの大きな提灯が下がる雷門。
誰が見ても、ここからが浅草寺だとわかりますね。
外国からの観光客もあの提灯をバックに写真を撮っています。

そして門を入ると石畳の仲見世通りになります。
お土産物の小さな店が並びなんとも楽しい。
なにか買って食べながら進むとお線香の煙がたなびいていて、人々がそれをすくっては浴びているから自分もやってみる。
それがなんなのかわからなくてもとにかくやってみたくなるのです

境内ではおみくじを引いて、お賽銭を投げてお参り。
ここまでで参拝客はお金をどんどん落としています。
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚、五感すべてを刺激する訴求効果に満ちた順路に自然に誘導されているからですね。
人々は、ポイントポイントで厳かかつナチュラルに、訴求され誘導され、喜んでお金を落とす。
偉大なるプロモーションスポット浅草寺、なのです。

お客様方の店舗に話を戻しましょう。
看板や標識の訴求効果、誘導効果はどのようになっていますでしょうか。

たとえば、新商品のスイーツをアピールする。
厳選素材で丁寧に作られているからおいしくて、さらに値段が安い
看板にまさしく偽りなし、であっても、これらすべてを盛り込むと一目では読みきれません。
伝えたいことを絞って余白を作ることが必要です。
それらを検討し、改善した結果、サステナブルな店舗ができます。

私たちが調査したなかには、国道沿いに何百万円も掛けてマニュアル通りに作った看板が、前にある木でなにも見えなくなっている、という例もありました。
残念ながら訴求効果も誘導効果もほとんど期待できません。

また、目立つ標識なのだけれども、正反対の内容が同じ配色で書かれていて、見る人にわかりにくい、という例も。
これは片方の標識の配色を反転させることで解決できました。

看板や標識を作るコストは同じ条件なら変わりません。
だからこそ、訴求効果と誘導効果の高い看板や標識にすることが重要になるわけです。
サステナブルサインのレガーロには、鉄道会社でキャリアを積んだデザインの専門家によるノウハウがあります。

売り上げを1%でも多く上げたい。
一人でもリピート客を増やしたい。
しかし伸び悩んでいる。
そんな会社様にはぜひサステナブルサインのレガーロにご相談いだきたいと思います。

ここにくればおいしいものが食べられる。
楽しい時間が過ごせる。
お客さんが飲食店に期待することはこの二つに集約されます。
サステナブルサインのレガーロがご縁をいただいている会社様なら必ず、二つともクリアしているはず。
ですから最適な看板と標識でその二つを最大限にアピールして参りましょう。
ノウハウを日々磨いてお待ちしております。