月刊 高倉

わんぱくプロヂューサーの快適創造奮闘記

2023.02.27

『月刊高倉』2023年2月号

サステナブルサインのレガーロにとって2023年は「看板リペア」元年

 

サステナブルサインのレガーロ、年明けの一か月で早くも今年のテーマが見えました。
それは【看板リペア】です。サステナブルサインのレガーロの「看板ドック」を採用していただくと、まずその看板を
非破壊検査し、得られたデータを当社独自の方法で解析、産学協同で作った安全基準に照
らして、詳細なカルテにしてご報告します。
その結果に基づいて補修延命のご提案をするのですが、この補修延命を「看板リペア」と
してパッケージ化しました。
そこにさっそく、二つの会社様から発注をいただいたのです。
それも一社様は15か所、もう一社様は22か所。
ここまでまとまった発注を二社様から同時期にいただいたのは、初めてのことです。
私たちの最初の反応は「驚き」でした。
どちらも、日本じゅうで知らない人のいない大手の企業様です。
まずお声かけいただいたときに「まさかうちのホームページを見てそんな大きな会社から
?!」と思いました。
「白羽の矢」が立つときとは、誰もがそんな気分になるものなのでしょう。
もちろん、いつまでも驚いてはいられません。
「看板リペア」に専従している社員が、細部にまでよく気を配って綿密に準備しています

彼だけではなく、会社全体に緊張感がみなぎっていますが、これはとてもよい緊張だと思
います。

看板業界では、長年「スクラップ&ビルド」が常識でした
立てられてから時間を経た看板は、目視の検査ですぐに立て替えを決定。
業者としてはそのほうが儲けが大きいですから、立て替えを当たり前のように勧めるし、
お客様も看板とはそういうものだと思われていました。
しかし、令和に入っても続く不景気マインドとコロナ禍の影響があいまって、すべての面
でコストダウンが最重要課題となりました。
さらにはSDGsの広まりで、企業倫理的にも「スクラップ&ビルド」より時代にふさわしい
に「補修延命」に常識が移ってきたのです。
サステナブルサインのレガーロはそこに早くから注目し、業界の変革を牽引してきました

補修延命を確実に実行するためには、前段階の電子機器を用いた精密な検査と、データの
解析、安全基準に照らした安全度の判断が必要です。
「看板ドック」はそのすべての条件を満たした上に、検査後、補修延命後の万が一の事故
にまで対応する専用保険がついています。
この看板のどこが、どのように、どのくらい弱くなっているのかを数値でお伝えして、で
はその箇所をどんな素材を使ってどのような工法で補修延命したら、安全安心を得ていた
だけるのかをご提案する。
「看板ドック」から「看板リペア」へのスムーズで確実な流れができあがっているので、
それ自体についても安心していただけることと思います。
私たちには、そのような裏付けのある、自信を持ってお薦めできる「看板ドック」であり
「看板リペア」なのですが、どちらも商品であるからには、お客様に採用していただいて
、初めて意味を成します。
これまでにいただいたすべてのご採用に、誠心誠意でお応えしてきました。
皆様のご採用の一件一件が「看板ドック」と「看板リペア」を育ててくださったのです。
その積み重ねがあってこそ、いま二社様からいただいている「看板リペア」の37件のご注
文。
修理延命がこれだけまとまって発注されることは看板業界初のことです。
サステナブルサインのレガーロは、前人未到の挑戦をいま目の前にしているわけです。
準備と計画をおこたりなく進め、3月中には先の会社様の15件をすべて終わらせなくては
なりません。
サステナブルサインのレガーロにとっても、専従の社員にとっても、大きな成長の機会と
なることでしょう。
いっぽう、新しい看板の製作についてですが、2022年の夏以来、世の中全体で新店の建築
や改装の仕事が止まっていました。
サステナブルサインのレガーロも、製作部門は暇だといっていたのですが、それがここへ
きて急に動き出しました。
2月は納期の調整をお願いする必要が出てくるかもしれません。
1月末、日本政府は、新型コロナウイルス感染症の位置付けを、現在の2類から、5月8日に
季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げることを決定しました
3年という長い月日を経て、コロナ禍がようやく終息しようとしています。
世の中はやっと平常運転になる。
もう制限をかけられることはなくなる。
それを確信した各企業様がいろいろなトライアルをスタートさせていることでしょう。
サステナブルサインのレガーロにもその新しい動きがすでに押し寄せてきているようです

いよいよ動くぞ、と私もとても楽しみです。
「看板リペア」元年となるであろう2023年ですが、「看板ドック」も新しい看板の製作も
、サステナブルサインのレガーロが、お客様から求められることとしてはなんら変わりが
ありません。
一つ一つのご注文に真摯に向き合い、真心をこめて、いま私たちにできる最高の仕事をさ
せていただきます。