『月刊高倉』2022年12月号
冬の備えで夏の看板トラブル回避
2022年師走が第2週に入りました。
東京の街もすっかり冬の景色です。
葉を落とした街路樹を見上げて、ついこのあいだまで夏だったのになあ、なんて思います。
サステナブルサインのレガーロの主軸商品「看板ドック」は夏にお客様のご相談が増える商品です。
なぜなら、夏には台風がやってきて、看板の課題が顕在化するからです。
とくに最近の台風は風の害が大きくなっています。
風で飛んだり、外れたり、ガタガタしたり。
もちろん、大雨による被害もあります。
家でもそうですよね。
台風の被害で壊れることはまれではありません。
地域全体の大きな災害になりえます。
台風は毎年、夏にいくつもやってきて、なんらかの爪痕を残していく。
わたしたち日本人は、こどもの頃からそれを経験してよく知っています。
台風の被害はタイムラグも怖いものです。
直後には持ちこたえたように思っても、打撃は確実に受けていて、時間を置いて家が倒れたり壊れたりします。
看板も同じく。
台風のしばらく後に、落ちたり倒れたりする危険性があるのです。
そのように夏に課題が顕在化しても、すぐに現実問題が起こらずに経過していくと、秋、冬と季節が進むうちに忘れてしまいます。
みなさん、とてもお忙しいからです。
看板の課題以外の課題が日々押し寄せてきて、忙殺されてしまいます。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」は私たち全員の傾向ですが、看板の課題についてはどうか忘れないでください、とサステナブルサインのレガーロは申し上げたいのです。
2022年の夏から冬はあっという間でした。
ということは2022年の冬から2023年の夏までもあっという間だと思われます。
毎年そうではありませんか。
いま問題がなさそうだからとこのまま冬を越し、春がきて、夏になると…
また台風がきます。
去年の夏の「ヒヤリハット」がついにコトを起こす、ことにならないとも限りません。
看板がひっくり返ったり、盤面が倒れたり、ポールが折れてしまったり。
看板が壊れるだけならまだいいけれども、人身事故が起こったら取り返しがつかないでしょう。
看板をいま、つまり冬のうちからメンテナンスして、夏の台風に耐えられる状態にしておかないと、なにかが起こってからでは遅すぎます。
体調に関しても同じですよね。
私はいまではストレッチのおかげで腰痛を感じることはすっかりなくなりましたが、かつては、腰痛貯金のようなダメージの蓄積に悩まされていました。
あ、なんかおかしい、いまちょっと引っかかったぞ、なんかよくない感じになってきたな、そろそろマッサージにいかなくちゃ、整体にもいかなくちゃ、と思っているうちに、ある日ついにグキッときて、ぎっくり腰です。
腰痛にはいきなりなるわけではなくて、必ず予感があります。
自分にはそれがわかっていて、でも、まだいいや、まだ大丈夫、今週は忙しいから来週整体にいこう、と先延ばしにしているのが原因で、もれなく腰痛という結果がついてくるのです。
歯痛もそうですね。
定期的に検診にいっていれば、ある日突然「痛い!」ってことにはならない。
痛みが出る前に治療できますからね。
私は喉が弱くて、疲れが溜まると扁桃腺が腫れるのですが、これも腫れる前にやっておけばいい対処法がわかっているのです。
わかっているのにそれをおろそかにするから腫れてしまう。
腫れたら熱が出たり、喋りづらくなったりして、ああ、あのときにやっておけば、と後悔先に立たずです。
対処法は習慣化して、やらないと気持ち悪くなるようにすればしめたもの。
歯磨きのように、磨かずに寝ることはもうできません。
いまはストレッチもそうです。
ストレッチをしないと気持ち悪いからすると腰痛に襲われない。
私は週末にいつもボクシングとゴルフをするので、週が明けて火曜日は筋肉痛のピークを迎えるのですが、ストレッチを始めてからはそこまでの張りは感じなくなりました。
筋肉痛のもとになる乳酸をストレッチで流し出しているからでしょう。
看板ドックもぜひ、歯の定期検診やストレッチのように使っていただきたいのです。
名前もまさしく「看板ドック」ですからね。
「人間ドック」と同じに、とくにいま心配はないがどこかに不調が隠れていないかを探すのはもちろん、ちょっと気がかりなことがあるときに受けて早めの治療を始めるためにも受けていただければ、私たちも安心です。
私たちサステナブルサインのレガーロの大義名分は「看板で悲しむ人や苦しむ人をゼロにする」です。
いま使われている看板に少しでも不安点や課題があれば、看板ドックを受けていただくことで「看板で悲しむ人や苦しむ人」が生まれるのを防げます。
そんな看板ドックをすでに本格採用してくださっているお客様が、今年度1社様から一気に6社様に増えました。
おかげさまで、凄い勢いで伸びています。
長引く不景気マインドに加えて建設設備コストが軒並み値上がり。
1億円で新築できていた建物に1億3千万円掛かるようになりました。
看板も使えるものは補修延命して使うのが業界のニーズであり新常識です。
看板の新設には1本およそ300万円掛かりますが、看板ドックなら70万円で非破壊検査から独自の安全基準によるデータの解析、補修延命、専用保険までついています。
2022年の冬、他社のメンテナンスとは圧倒的に差別化できている看板ドックにどうぞお声かけください。
2023年の夏を安全安心に迎えていただくために。