月刊 高倉

わんぱくプロヂューサーの快適創造奮闘記

2022.06.14

『月刊高倉』2022年6月号

深刻化するコストアップへの対策は快適企業レガーロと高倉博にお任せください

 

 

長引くコロナ禍の影響に、ウクライナとロシアとの紛争、円安が重なり、コストアップが日に日に深刻化しています。

1.5倍に値上がりしたものはざらで、なかには1.7倍にまで上がったものも。

快適創造企業レガーロのお客様方も、大変お困りの状況にあることとお察しいたします。

私は、株式会社モスト総研の代表取締役、浜野井優さんとのご縁をいただき、同社が運営する異業種交流会「多士済々倶楽部」から派生した「縁活倶楽部」の会長を仰せつかりました。

発足4年目、店舗の開店から閉店までのすべてのお困りごと解決を目指す集団です。

現在39社70人が参加しています。

モスト総研

https://most-sk.jp/index.html

縁活倶楽部

https://most-sk.jp/enkatsu.html

このたび「縁活倶楽部」では、コストアップにまつわるお困りごと解決策として、共同購買によるコストダウンの取り組みを始めさせていただきました。

建築資材の木材や鉄材などを、共同で購買することで安くするための仕組みを構築しております。

まずは第一弾として木材が日本一安く買えるように、日本一の業者に集まってもらいました。

いま木材は1.3倍から1.4倍の値上がりを見せ「ウッドショック」という言葉も生まれています。

店舗建築には欠かすことのできない木材です。

私たちの取り組みにご賛同いただければ、必ずコストダウンできることをお約束いたします。

ここで、私たち「縁活倶楽部」について、もう少しご説明しましょう。

会社を経営していると異業種交流団体に誘われることは珍しくありません。

お互いの人脈を紹介しあって広げよう、仕事の注文を増やそう、売り上げを増やそう、と経営者が考えるのはごく当たり前のこと。

私も過去にそういう団体に顔を出したこともありました。

それらの異業種交流団体と私たち「縁活倶楽部」が違っているのは、店舗の建設設備備業者が会員の中心であることです。

「縁活倶楽部」の会員のなかだけで、店舗の不動産探しから建設設備、看板、動線管理、といった開店までのすべてが賄えるだけではなく、店舗経営中に起こる諸問題への対応から、閉店に至るまでの一切を請け負うことができます。

私自身、「お困りごとの解決」を使命として快適創造企業レガーロを経営しています。

看板についてはお客様に「困った」と一言もいわせないことが目標なのです。

「縁活倶楽部」ではメンバー全員が力を合わせることで、その範囲を店舗の建設設備全体に広げることができます。

店舗について「縁活倶楽部」に任せたら「困った」の「こ」の字も出ないなあ、とお客様がつぶやく。

そんな状況を目指しています。

私たちの内情を吐露すると、コロナ禍の影響でお客様と会える機会が少なくなっています。

お客様と会いたい、営業したい、というのが全員の本音といってさしつかえないと思います。

お客様につながる情報を得たいという動機で入会してくるメンバーがほとんどでしょう。

つまり、お客様に会えない、営業ができない、という私の困りごとを解決してくれ、という気持ちです。

その気持ちは会長としても、一経営者としても理解できるのですが、ここは自分の困りごとを解決するための会ではない、ということをまずわかってもらうようにしています。

他のメンバーの困りごとや、お客様のお困りごとを解決しようという志がないと、ここではやっていけないと伝えているのです。

「縁活倶楽部」の根幹を成すのは「利他の精神」です。

利他の志をもち、実践したときにはじめて自分に利が訪れる。

私自身にその精神がなければ「縁活倶楽部」の会長はお引き受けしていなかったし、ここまで続けてもこられませんでした。

お客様と出会うことが難しい状況がこれからも続くことは十分に予想できます。

「縁活倶楽部」の評判は浸透してきていますから、今年じゅうに会員は100人の大台に乗るのではないかと見ています。

その人たちにも、利他の志についてしっかりと自分のものにしてもらうつもりです。

快適創造企業レガーロのお客様方には、高倉博とご縁を持っていただいているということは、この「縁活倶楽部」とも太いご縁を結んでいただけているということだと知っていただきたいのです。

高倉には看板のことなら相談できると思っていただけている上に、これからは店舗のことで困ったらなんでも相談できると思っていただけたら幸せです。

このコストダウンのための共同購入の取り組みは、今後どんどんアイテムを増やしていきます。

第一弾の木材の共同購入で作った仕組みを活かして、お客様方のコストダウンに幅広く貢献していく所存ですので、どうぞお気軽にお声かけください。

こんなものも共同購入で安くできないか、というご相談もお待ちしております。

いま準備しているもののなかには、資材の購入だけではなく、ゴミの管理もあります。

ゴミの管理や処理については、ほんとうにどのお客様もお困りのご様子です。

これも、共同で行ってコストダウンできるように鋭意取り組みますので、ご期待ください。