月刊 高倉

わんぱくプロヂューサーの快適創造奮闘記

2022.01.11

『月刊高倉』2022年1月号

予防メンテナンスのための新商品・新サービス制作中

 

2022年あけましておめでとうございます。

旧年中は快適創造企業レガーロと高倉博をご愛顧いただきましてありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

さて、新年最初の『月刊高倉』は、いま快適創造企業レガーロが取り組む最大の課題について触れたいと思います。

 

「看板ドック」はおかげさまでたくさんのお客様のご利用をいただいています。

お客様の大切な看板を快適創造企業レガーロに任せていただいていることに心より感謝いたします。

 

「看板ドック」で看板の点検をしてみよう、と思われ、点検がスタート。

非破壊検査によるデータが上がり、快適創造企業レガーロ独自の分析によって安全度が明確になる。

「看板ドック」専用保険で保障されたなかで、必要な場合は修理延命を行う。

その次にお客様が求められることが、私たち快適創造企業レガーロの新たな課題となりました。

 

それは「人間ドック」を受ける私たちの目的や心の動きと同じです。

人間ドックで自分の現在の体の状態を正確に知る。

不具合が見つかったら早期に治療する。

ここまでで終わり、ではありませんね。

次は、不具合を未然に防ぎたいと思います。

いわゆる「未病」の段階で策を講じて、健康を維持したい。

そのきっかけとしての人間ドックでもあるわけです。

 

「看板ドック」でも、いまは大丈夫ということがわかって安心、今後もできる限りこの状態を保ちたい、というのがお客様の自然な心の動きです。

修理が必要になる時期を遅らせることは、時間軸にのっとったコストカットになりますから。

つまり、お客様が次に求めるものは「看板の予防メンテナンス」。

したがって快適創造企業レガーロの次の課題も「看板の予防メンテナンス」となりました。

 

ここから具体的に考えていきましょう。

「看板の予防メンテナンス」という大きな課題を、解決のための三つの小課題に分けます。

 

  1. 測定エラーについて

明確な原因がなく測定にエラーが出てしまうことがたまにあります。

その機会を使ってエラーへの対策を考え、基準を作ります。

エラーが出たときに、二次的三次的検査で安全性を確保します。

 

  1. 補修延命したあとの検査を商品化

「看板ドック」を受けて補修延命をしたけれど、いまの状態はどうなのだろう。

そんなご心配をなくして安心していただくために、3年後の検査を商品化します。

技術顧問とも検討を進め、おおかたの答えが出るところまできました。

定期的な検査をしてこその「ドック」であることは人間も「看板」も変わりありません。

 

  1. コストダウン

「看板ドック」のコストは、既存の検査に比べて2,3割は高くなっています。

品質とサービスを追求しての価格であり、お客様にもご納得いただいて現在がありますが、本音の本音の部分では「もう少し安かったらありがたい」となるのはごもっともです。

快適創造企業レガーロとしてもつねに、どうしたらコストを下げられるかを考えています。

お客様が増えれば増えるほどコストダウンの可能性は広がるので、時間の問題という側面もあります。

今後の「看板ドック」の価格にご期待ください。

 

以上三つの小課題について、すでに解決と商品化の目処はついています。

これから細部を決めていきますが、2月には形にしてお見せできるでしょう。

いましばらくお待ちください。

 

そしてもう一つ。

快適創造企業レガーロの「申請ラクスル」のサービスがことしさらに拡充しそうです。

 

看板を屋外に掲げるときには役所への「屋外広告物申請」が必要です。

快適創造企業レガーロのお客様は全国展開をされている企業様ですから、申請書が各自治体から送られてきて山になってしまう。

それを封筒ごとお預かりして申請業務を一手に代行するのが「申請ラクスル」なのですが、じつは看板にまつわる申請は「屋外広告物申請」だけではありませんでした。

 

店やビルの壁面に看板を設置する場合、看板が道路に突出する計画であれば「道路占用許可」が必要になります。

看板だけでなく、新築や改装のときに組む足場が道路に突出してしまうときや、庇型の日除けテントや投光器が道路にはみ出してしまう場合にもこの「道路占用許可」を得なければなりません。

 

あるお客様のところにはすでに40の申請案件がたまっていて、年間200くらいにも上るのだそうです。

「これもレガーロに丸投げできたら安心なんだけど」

とおっしゃるので、なんとかしましょう、という前提で動きはじめました。

 

建築物にまつわる行政手続きはほんとうに面倒の塊です。

とはいえ、歩行者の立場からは安全の一つの支えになる許可の類ということになります。

「看板で悲しむ人と苦しむ人をゼロにする」という高倉の志にも沿った仕事でもあります。

 

「建物にまつわる行政手続きなんでもできるようになります」

これを2022年快適創造企業レガーロの宣言の一つに加えます。

「看板ドック」の予防メンテナンスのための新商品発売に併せて、どうぞご期待ください。